2ちゃんねる開設者で有名なひろゆきさん。最近は「論破王」として様々なメディアに出ているのを見かけますね。
忖度なしの物言いをしますが、発言に関しては説得力があります。
私の夫がひろゆきさんのファンだったため、ひろゆきさんの著書である「僕が親ならこう育てるね」に出会いました。
今回は、その本を読んで学びになったことや私の考えについてご紹介します。
- 令和時代の子育てについて知りたい方
- 子どもの教育に関心の高い方
- ひろゆきさんのファン
「僕が親ならこう育てるね」の概要
著者:ひろゆき
出版社:扶桑社
出版年月日:2021年9月15日
ページ数:全240ページ
「勉強」「お金の使い方」「インターネットの使い方」や、子育て&教育において直面する悩み&問題について、著者のひろゆきさんが語る教育&子育て本です。
「好きなことで生きていく」99%は負け組になる
競争率の高い世界には勝者と敗者が存在する
メディアが取り上げるのは有名人やスポーツ選手ばかりなので「好きなことで生きていく」競争率の高い世界ばかりがクローズアップされて勘違いしがちですが、そこには確実に勝者と敗者が存在します。
「大きくなったら○○になりたい!」と夢を持つ子が多いですよね。
私が子どもの頃はアイドルやスポーツ選手を目指す人が多かったな~!
最近ではユーチューバーになりたい子どもが増えているみたいだよ♩
それぞれ夢はあると思いますが、残念ながらその夢を全員が叶えることはできません。
僕が親ならば競争率が高くない分野で、子どもが苦にならないものを見つけてあげられるようサポートします。そのほうが楽しく暮らせる確率も高くなるわけですから。
ひろゆきさんは、自分なら競争率の高くない分野に興味が持てるようにサポートすると述べています。
確かに子どもの頃は様々な経験ができるように親がサポートし、子どもの視野を広げてあげることは必要だと思います。
特に勉強に興味を持って欲しいな。笑
勉強を頑張っていれば、夢を諦めた時に新しい夢を持つための選択肢が広がりますよね。
とは言っても勉強しないのが普通です。
そのため、できる限り親が勉強に集中できる環境を整えてあげる必要があると思います。
子どもには「根拠のない自信」を持たせてあげる
自分に自信を持つことが大事な理由
さまざまなことを試して失敗を繰り返し、たまにうまくいくのが人生です。自信を持てない人は「どうせ失敗するし、やるだけ無駄」と何かをする前に諦める思考になってしまうので、大人になっても高確率で成功しません。
始めから挑戦しないのは、チャンスを逃すことにつながります。
自信があるのとないのでは仕事、恋愛、結婚、人間関係、転職、収入など、様々なところに影響を与えるため、人生も左右されます。
自信を持つことってこんなに大切なんだね!
また、自分に自信を持っている人は魅力的ですよね。
それは、自信があることが強みになっているからではないかと思います。
自分に自信が持てる人の強み
・物事を前向きに捉えられる
・実力を最大限発揮できる
物事を前向きに捉えられる
挑戦したことに失敗しても前向きに物事を捉えられる人は、気持ちを切り替えて何度でもチャレンジすることができます。
挑戦をし続ける限りは次に繋げるチャンスがあるので、人生も自分の手で切り開いていけます。
実力を最大限発揮できる
例えば試験を受ける時に自信がないとプレッシャーに負けてしまい、実力が発揮できず損をしてしまいます。
それに対して自信がある人はリラックスして臨むことが出来るため、実力を発揮できる場合が多いです。
努力してきた過程はもちろん必要だけど、自信がないせいで試験に落ちてしまうよりも、自分を信じて実力を発揮できる人間になりたいよね♩
また、自己効力感と学力の高さや学習の質は比例すると言われているため、どちらにしても自信を持つことは子どもにとって良い方向に働くことは間違いありません。
自分に自信が持てる子どもに育てるには!?
褒める時は具体的に
子どもをよく観察することで、努力したことや頑張ったことなど、良いところがたくさん見つかります。
その時は、具体的に褒めてあげましょう。そして、子どもができたことは一緒に喜びましょう。
× できたね! すごいね!
○ 毎日残さずにご飯食べてえらいね! 自分で○○できるようになってすごいね!
ありのままを受け入れる
「あなたのことが大好きだよ」「生まれてきてくれてありがとう」「あなたがいるから今日も幸せ」といったように、子どもの存在自体を褒めてあげましょう。
子どもを信じる
ついつい手を出してしまいがちですが、子どもを信じて任せてみましょう。
子どもが本当に困った時には手を差し伸べ、それまでは見守ってあげることが子どもに対する強い信頼につながります。
自分に自信が持てるようになるポイント
・褒める時は具体的に
・ありのままを受け入れる
・子どもを信じる
学校教育では「答えのない問題」に立ち向かう力は身につかない
何が正解なのかわからない問題だらけの社会で生き抜くためには、手探りで物事を進め、問題を解決していかなければいけません。そこで、必要になってくるのが、正解っぽいものに試行錯誤しながら、近づいていく能力です。
社会に出ると、答えのない問題や、答えが一つだけとは限らない問題にたくさんぶち当たりますよね。
しかし、学校のテストでは問題に対する答えは必ずあります。
答えのある問題を解くのも必要ですが、答えのない問題に対して手探りで「正解っぽいもの」に近づく能力も大切ですよね。
では、どうやって身につけたらいいのでしょうか。
大人だったら問題にぶつかった時、まずはネットや書籍とか文献で調べるよね?
子どもにも自分で答えを調べる癖を付けてあげるといいんじゃないかな?
例えば…私は子どもの頃、母にどうして空は青いのか聞きました。
母はわからないと答えましたが、今はネットで何でも検索できます。
子どもに質問された時は単に答えを教えるのではなく、一緒に答えを探す過程を経験することで子どもの考える力が身に付いていくのではないかと思います。
まとめ
今回は、『僕が親ならこう育てるね』を読んで学びになったことや私の考えについてご紹介しました。
本書から得たものを以下にまとめました。
・「好きなことで生きていく」99%は負け組になる
・子どもには「根拠のない自信」を持たせてあげる
・学校では「答えのない問題」に立ち向かう力は身につかない
好きなことで生きていける人は限られているため、競争率の高くない分野で子どもが興味が持てるようにサポートすると、子どもが幸せに暮らせる確率が高くなります。
また、子どもが自分の人生を自分で切り開いていけるようになるには、学校教育だけでは不十分で親の関わり方が重要です。
その他にも当ブログには書ききれないくらい有益な子育て・教育に関する情報がひろゆきさんらしい切り口で書かれているため、是非読んでみてください。
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