こんにちは、おもちブログ運営者のおもち(@omochi__blog)です。
うちの子、お片付けをなかなかしてくれない…。
こんな悩みを持っているママやパパは多いと思います。
本記事ではてぃ先生の本を参考に、子どもがお片付けが苦手で困っている方の悩みを解決します。
本記事の内容
- てぃ先生について
- 「子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!」の概要
- お片付けができるようになるために親ができるサポート方法
- お片付けが苦手な子どもへの関わり方
本記事を書いた人
保健師時代の仕事で療育教室の運営に携わり、お片付けが苦手な2~3歳児ママの相談に乗っていた経験あり。
\育児書で異例の10万部突破/
子どもの知育に興味がある方はコチラの記事も読んでね♩
本記事はお片づけが苦手な子どもへの関わり方について悩んでいる方にオススメの記事です。
それではさっそく紹介していきます。
「子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!」の概要
てぃ先生とは
てぃ先生(@_HappyBoy)とは、関東の保育園に勤める男性保育士です。
ちょっと笑えて、可愛らしい子どもの日常をつぶやいたTwitterから人気が出始め、
- Twitterフォロワー数が50万人以上
- YouTubeチャンネルの登録者数が50万人以上
- SNS総フォロワー数は110万人以上
となり、保育士としては日本一のフォロワー数になりました。
最近ではメディアに出ているところも見かけるよね♩
てぃ先生の公式HPはこちら
▼てぃ先生のYouTubeの人気動画
「子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!」の概要
著者:てぃ先生
出版社: ダイヤモンド社
出版年月日:2020年11月5日
ページ数: 全192ページ
育児中の悩みを解決できるてぃ先生初の子育てアドバイス本だよ。
全部で10章
第1章 お食事で困ったら、これやってみ!
第2章 お支度・お出かけで困ったら、これやってみ!
第3章 お片づけで困ったら、これやってみ!
第4章 睡眠で困ったら、これやってみ!
第5章 しつけで困ったら、これやってみ!
第6章 遊び、友達関係で困ったら、これやってみ!
第7章 伝え方で困ったら、これやってみ!
第8章 叱り方・ほめ方で困ったら、これやってみ!
第9章 子どもの心と体
第10章 ママパパへ
イラストが多く、簡潔にまとまっていて文字数も少ないため読書が苦手な人でも読みやすい本です。
育児に関するお片付け以外の悩み解決にも役立つよ♩
お片付けはいつから教えるべき?
お片付けを教える時期に正解はありませんが、1歳を過ぎてから徐々に練習を始める家庭が多い印象です。
お片付けができるようになるまでに必要なプロセス
- お片付けの意味を理解する
- おもちゃを決められた場所まで持ち運び、片付ける
- まだ遊びたい気持ちを我慢することができる
これらのプロセスをクリアできてお片付けができるようになります。
子どもがお片付けができるようになるためのサポート
まずは大人がお片付けの見本を見せる
大人が率先してお片付けしている姿を見せましょう。
子どもに見せる時は黙々とお片付けをするより、楽しそうにお片付けすることがポイントです。
ママが楽しそうにしていると「自分もやってみたい!」という気持ちが出てきます。
子どもがお片付けしやすい環境を整えてあげる
子ども目線の収納環境を整えましょう。
- 収納場所は子どもの手が届く位置に設置
(子どもの目線になって確認する) - 収納場所におもちゃの写真やシールを貼って目印を付ける
子どもの意見を聞きながら一緒に収納環境を整えるのもオススメだよ♩
お片付けができたらほめて頑張りを認める
子どもはほめられることが大好きです。
たくさんほめてお片付けに対してプラスのイメージを持ってもらいましょう。
良くないほめ方の例
× できたね!えらいね!
具体性に欠けるほめ方は、ほめられないと自信が持てなくなるような自己肯定感が低い子どもに育つ可能性があります。
良いほめかたの例
○ 自分からお片付けができたね! お片付けを頑張ってくれたおかげでお部屋がキレイになってママは嬉しいよ!
具体的にほめられている上、ママが喜んでいると伝えることで子ども自身も嬉しい気持ちになります。
▼この本を読むことで子どもの自己肯定感が高まる効果的なほめ方がわかります
てぃ先生のスゴ技!お片付けが苦手な子どもへの関わり方
片づけは全部ではなくひとつずつがポイント
「全部片づけて」は「片付けの時間」が多くなり、めんどうくさくてやらなくなるけど、「電車を箱に入れてごらん」「よし!次は絵本」と分けて伝えると「電車を片付ける時間」「絵本を片付ける時間」と、うまく分散されるので集中力が続く。
引用:「子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!」p35
お片付けに慣れるまではゲーム感覚でお片付けすることがポイントです。
楽しい雰囲気を出すことで子どももノリノリで片づけをしてくれます。
私が保健師として関わっていた療育教室でも
- はじめはゲーム感覚でお片付けの練習をする
- まずはひとつずつ集中して取り組めるように
というポイントを押さえて子どもたちにお片付けを促していました。
療育教室での体験談
私が関わっていた療育教室ではフリータイム終了後にお片付けの時間を設けていました。
まずは子どもたちに今からお片付けが始まることを楽しい音楽(毎回同じ曲)を鳴らすことで知らせます。
お片付けが始まると、まるでゲーム感覚で楽しみながら参加できるように
「今からボールを持ってきてくださ~い!ボールをいっぱい集められるのは誰かな??」
と声かけをしていました。
ボールを集め終わると、
「次は絵本を持ってきてね~!よーいドン♩」
という風に、「ボールを片付ける時間」「絵本を片付ける時間」と分けていました。
そのため集中力を保つことが苦手だった子どものお片付けへのハードルを下げることができていたと考えます。
片付けてほしいときこそ楽しさを認める
あえて「楽しそうだね~!」と子どもが夢中で遊んでいる状況を認めたうえで「それで、いつまでやる?」と聞いてあげると、子どもが自ら譲歩案を出してきて、実行しやすい。
引用:「子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!」p39
子どもが片付けてくれないからといって「早く片付けなさい」と叱るのは逆効果。
「片付け=怒られる」というマイナスイメージが付いてしまうとさらにお片付けが苦手になる可能性があります。
まずは子どもの気持ちを受け止める声かけから始めようね!!
何をするにも効果的な「予行練習」という考え
「ご飯になったらお片付けだよ」というのは、大人はその場面になったときのことをイメージできるけど、じつは子どもには難しい。なので「ご飯になったときの練習しようか」と、事前にブロックひとつでも一緒に片付けておくと見違えるほど変わる。
引用:「子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!」p41
私的にこれは目からウロコな情報だったな~!
よく考えると運動会は普段の練習だけでなく本番を想定した予行演習をしますよね。
それに対してお片付けの練習は「晩御飯の前」という場面まで想定した練習はしないことが多いです。
場面を想定した練習を重ねることで、お片付けへの切り替えがスムーズになるでしょう。
まとめ:お片付けの習得には親の関わり方が大切
今回は『子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!』を読んで参考になった内容について紹介しました。
てぃ先生の本から学んだスゴ技!お片付けが苦手な子どもへの関わり方について以下にまとめました。
- 片づけは全部ではなくひとつずつがポイント
- 片付けてほしいときこそ楽しさを認める
- 何をするにも効果的な「予行練習」という考え
私が療育教室でみてきた子どもたちの中にはお片付けが得意な子もいれば苦手な子もいました。
苦手な場合でも声のかけ方を工夫したり、お片付けの練習を重ねることで少しずつできるようになります。
本記事がお片付けで悩んでいる方のお役に立てれば嬉しいです。
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